税金申告が必要な「タンス預金」がバレたらどうなるの?ほとんど使ってしまって税金が払えないときはどうすればいい?
税金を支払えないときの対処法
なるべく追加で税金がかからないようにするためには、税金が払えないと分かった時点で税務署に相談することが大切です。 国税庁によると、条件に当てはまったうえで担保の提供をすれば、原則として1年以内の期間に限り、差し押さえまでの猶予と猶予期間中の各月の分割納付が認められるケースがあります。さらに、猶予期間は延滞税が一部もしくは全部免除されるため、追加で支払う税金をおさえられる点もメリットです。 最初に決められた猶予期間内に完納できないやむを得ない理由があると認められたときは、当初の猶予期間の終了前に申請することで、当初の猶予期間と合算して最長2年以内の範囲で猶予期間の延長を認めてもらえる可能性があります。納付期限までに支払えないときは、期限が過ぎる前に一度所轄の税務署へ相談しましょう。
税金の支払いが困難なときは税務署に相談する
税金申告が必要なお金を無申告なままタンス預金にしていると、税務署から指摘される可能性があります。また、税金申告を忘れていると、過少申告加算税や無申告加算税などの課税対象です。 さらに、税金の支払い督促も無視し続けると、給与を始めとする財産を差し押さえられる場合があるため、納付期限が来る前に対応が必要です。 もし、税金の納付が厳しいときは、事前に申請することで差し押さえの猶予と分割納付ができる可能性があります。タンス預金にしていたお金にかかる税金をだまったままにするのではなく、税務署へ相談しましょう。 出典 財務省 納税環境整備に関する基本的な資料 加算税の概要 埼玉県 税金を納めないとどうなるの 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.9206 国税を期限内に納付できないとき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部