久保建英「来季は進化したプレーを見せたい」と語った武器とは… 注目の来季去就には触れず
サッカー日本代表MF久保建英(Rソシエダード)が12日、千葉市内でアディダス社の新スパイク「F50」発表会に出席した。 11日の26年北中米アジア2次予選・シリア戦(5〇0)は1―0の前半19分にMF堂安律のゴールをアシストし、同22分にはオウンゴールを誘発と2得点に絡むなど、後半17分までプレーした。一夜明けてのイベント出席に「飛行機の中でしっかり寝てリラックスしてきたので、体調は万全です」。特別仕様のスーパーカーに乗って登場し「すごい気分も盛り上がってます」とノリノリで登場した。 今季はスペイン1部で30試合7得点4アシストを上げ、自身初の欧州チャンピオンズリーグ(CL)では8試合に出場した。注目が集まる来季の去就については触れなかったが、今後の目標について「僕はあまり将来の夢を語るのが好きじゃない。1つ1つの小さな目標をクリアした結果が今の僕なので、まずはいったんリフレッシュして、来シーズンは進化したプレーを見せたい」と強調した。 持ち味のスピードを上げるトレーニングについては「企業秘密な部分もある」と前置きしつつ、「下半身の筋トレを入れるようにしてる。今までは上半身だけでしたけど、ここ2年は下半身にも積極的に取り組んでます」と明かした。 すでにシリア戦で新スパイクを着用し「いい感触でプレーできたので体にさらになじませて、1段階進化したプレーを見せたい」と言い切った。久保が描く「進化」とは何か―。「具体的に言うとスピードだったり、今までは中のカットインが主な僕のプレースタイルだったけど、ここ2年で縦にもいけるようになったので、縦を来季はよりいっそう進化させたい」と新たな武器を磨くことを誓った。
報知新聞社