ジョコビッチ 17度目の全豪OP3回戦進出、次戦世界25位と対戦<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス2回戦が行われ、第7シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が予選勝者で世界ランク125位のJ・ファリア(ポルトガル)を6-1, 6-7 (4-7), 6-3, 6-2で下し、3年連続17度目の3回戦進出を果たした。 【織 圭vsポール 1ポイント速報】 37歳で世界ランク7位のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続20度目。過去10度の優勝を誇っている。 ジョコビッチは大台となるツアー100度目のタイトル獲得と、四大大会で男女を通じて歴代単独1位となる25度目の優勝を狙い、今大会を迎えた。1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した19歳で世界ランク107位のN・バサバレディ(アメリカ)を逆転で下している。 一方21歳のファリアは今大会、予選3試合を勝ち抜き本戦入り。四大大会の本戦初出場のファリアは1回戦で世界ランク97位のP・コトフを下して2回戦進出を決めた。 この試合の第1セット、2度のブレークに成功したジョコビッチが先行する。 ジョコビッチ優勢かと思われたが、続く第2セットでは両者2度ずつブレークを奪い迎えたタイブレークをファリアが制して1セットオールに。 しかし第3セット、ファリアに傾きかけた流れを再び取り戻したジョコビッチが第6ゲームでブレークを奪い、勝利に王手をかける。 そして第4セットでは2度のブレークに成功したジョコビッチがリードを守り切り、勝利を収めた。 勝利したジョコビッチは3回戦で第26シードのT・マハツ(チェコ)対戦する。マハツは2回戦で世界ランク170位のR・オペルカ(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。