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長引く残暑で、“秋の味覚の王様”マツタケが異例の大豊作! 日本有数の産地として知られる長野県では、去年と比較すると半値以下で販売されるものも。 【画像】今年は豊作でマツタケが安い!?　山でのマツタケ狩りに同行してみると… 三重から旅行に来た70代夫婦: （夫）マツタケ買いの旅行です。（妻）断然安いんやない? 群馬から来た50代女性（3800円のマツタケを購入）: 今年は安いんじゃないですか、これは絶対お買い得です! そこで、「めざまし8」は、マツタケ狩り歴60年のベテラン池田榮五さん（75）に山を案内してもらいました。 取材スタッフ: どこに生えるんですか? マツタケ狩り歴約60年　池田榮五さん: きれいじゃん、こういうところに生えるんだよ。キノコはね。いっぱい出てる。毒キノコも。雨が降るから。 取材スタッフ: 今年、マツタケは結構採れているんですか? 池田榮五さん: 採れてるよ、だから安いんだよ。 マツタケが出そうな場所に案内してもらうと…、早速マツタケ発見! 池田榮五さん: あった!マツタケあったよ! 取材スタッフ: これが、マツタケ!!! 池田榮五さん: 浅かったけど太くていいのだった。いい香りしますね、相変わらず。秋の香りですよ。 取材スタッフ: うわっ、本当だ。マツタケのいい匂いする! 池田榮五さん: すごいでしょ、カチカチ。しっかりしていますよ。新鮮ってこと。香りも凝縮してある。 さらに探すこと20分…。　 池田榮五さん: あった。あの上に。わかった?（香りが）濃いね。濃厚だね。いいにおいするね。結構大きかったね。 取材スタッフ: めちゃくちゃ大きくないですか? 池田榮五さん: ここにもあるよ! 取材スタッフ: うわっでかっ。 池田榮五さん: 見てこれも。根っこが下に生えてるまだ。すごい軸が長いじゃん。まだ深いよ。すごい。 取材スタッフ: すごく長いですね。 次々と見つかるマツタケ。約30分で9本のマツタケを収穫しました。 去年は不作で、この山では3本しか収穫できませんでしたが、今年は生育が良く、2日間で約50本収穫したこともあったといいます。 ――豊作の理由は? 池田榮五さん: 理由は雨が適度に降って、それが一番だね。湿気があったから。まだ暖かいから出てくるけど、普通はもう今ごろは寒くてね。採れないんだよ。 （今年は）異例です。だってこんな暑いことないから。今ごろは。 今年は寒暖差が大きく、雨が多く降ったため豊作となり、価格を安く抑えられるということです。 池田榮五さん: これなんかは立派ないい形がしてて、去年だったら3万5000円くらいですよ。今年は半値以下ですわ。 長引く残暑がもたらした意外な恩恵。今年はお手頃な価格で秋の味覚を堪能できそうです。 （「めざまし8」10月24日放送より）