昼休みに「ランチミーティング」への参加が義務付けられていますが、これって「休憩時間」に該当しますか? ずっと仕事の話をしていたので、別で休憩をとることはできるでしょうか?
ランチミーティングをしたなら別途休憩が必要
ランチミーティングは休憩時間に含まれないので、勤務時間内で別途休憩が必要です。 別途休憩時間を与えるならばランチミーティングをしても問題ないですが、休憩時間を与えないなら労働基準法違反といえます。十分な休憩時間を与えるのは労働者の健康面にも重要になるため、会社側も意識しなければなりません。 労働基準法違反に該当すると後から大きな問題やトラブルにつながる可能性があるので、上司はランチミーティングをする際には注意しましょう。労働者側からすれば、十分な休憩時間をもらえていないなら、上司に対して交渉をする権利があります。
まとめ
ランチミーティングは親睦を深めるために取り入れられたり、フランクな雰囲気で一人ひとりの意見を引き出したりできる効果もあります。 ただし、強制参加のランチミーティングは休憩時間に該当しないため、場合によっては労働基準法違反に該当するかもしれません。会社は別途休憩時間を与えるなどして、健康面にも配慮した働き方をサポートする必要があります。 会社側は、労働基準法違反で問題になる可能性もあるため、休憩時間について正確な把握が重要です。 出典 厚生労働省 労働時間・休憩・休日関係 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部