ラツィオ同僚が鎌田大地に驚き「ダービーの前は信じられないほど落ち着いていた。頭が良くてすぐに理解する」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオに所属するMFダニーロ・カタルディが、チームや同僚の日本代表MF鎌田大地らについて語った。 【動画】永遠の都で奮闘続く日本屈指のテクニシャン!【日本代表|鎌田大地(ラツィオ)タッチ集】
ラツィオの下部組織出身で、2015年1月にトップチームでデビューを飾って以降、クラブで公式戦通算220試合に出場してきたMFダニーロ・カタルディ。29歳のラツィオMFは、地元ローマのラジオ局『Radiosei』のインタビューに応じると、2021年夏からチームを率いる指揮官のマウリツィオ・サッリについて語った。 「サッリは特に守備面を大事にする指揮官かどうか? 彼の哲学についてレッテルを貼ることはできないと思う。監督が求めていることは、攻守両面において結びついているものだと思う。ハイプレスを求めているので、ボールを奪えれば自動的に相手陣内にいることになる」 「大げさかもしれないが、4人のDFが完全に連携してプレーするように求めているのは、サッリが世界で唯一だと思うよ。それに彼の下では、攻撃面の取り組みも難しい。常に2タッチでプレーするように求めていて、ボールを素早く動かさなければならない」 「それから相手のパスコースを封じるために、常に上手いポジション取りをしなければならない。ボールの動きを読むということがすべてだが複雑だ。だからといって、彼のことをディフェンス主義の指揮官と決めつけられないと思う」
ラツィオ同僚が見たロッカールーム内の鎌田
続いてカタルディは、今夏からチームメートとなったMF鎌田大地らラツィオの新選手に対する印象を明かした。 「(タティ)カステジャーノスは好きだよ。どん欲な姿勢で、きっと良い成績を残せるだろう。技術があるのでチームに大きく貢献してくれるはずだ。ニコ(ロ・ロヴェッラ)は有望な選手で、日々、努力している。これから大きく成長するだろう」 「(マテオ)ゲンドゥージは良い意味で信じられない若者だ。面白くてみんなを気分良くさせてくれるし、素晴らしい選手だ。風変りなところもあるが、ポジティブな人だよ。(グスタウ)イサクセンは素晴らしいクオリティを持っている。あとは新たなリーグに適応するだけなので、時間を与えるだけで良いだろう」 「カマダは、文化的な面でまったく別の世界の人だ。ロッカールームにいるときの彼は独特で、氷のように冷静だ。良くも悪くもその場の状況に左右されることがないように見える。ダービーの前も信じられないほどに落ち着いていた。このような環境においては良いことでもあるように思う」 「彼にとってイタリアよりもドイツの環境やドイツサッカーへの適応の方が楽かどうか? それは僕にはわからない。だが、彼は非常に頭が良く、なんでもすぐに理解できる。信じられないほどだ。これにはかなり驚いたよ」
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