放送50年「ありがとう浜村淳」後任の関西名物アナ 最大の不安は朝寝坊
MBSラジオは19日、春の番組改編会見を行い、新番組「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(4月1日スタート、月~金曜・前8・00)のパーソナリティを務めるフリーアナウンサーの山本浩之が出席。50年続き、3月いっぱいで平日放送を終了する同局の看板番組「ありがとう浜村淳です」の後任としての思いを語った。 浜村の後任のオファーを即決したという山本。番組開始を前に「大変栄であると同時に重たい、その重責を担えるのか」と、思い悩む部分もあるというが、「あまり意識しすぎると自分ではなくなってしまう。走りながら形を作っていく、番組をやっていくうちに自分の型ができてくるんだろうと思います」と、前向きに話した。 浜村本人と対面した際にも、長寿番組となる秘けつをたずね、「ダラダラやっていたら50年たちました」という金言を授かった。その言葉に「僕も性格がダラダラしているので、ダラダラ始めさせてもらいます」と、気持ちが軽くなったという。 一方である不安も。来年でアナウンサー暦40年の山本だが、朝の時間帯のレギュラーは初。カンテレ時代には「朝が起きられない」ことを理由に、レギュラー番組を断ったこともあるほどで、「朝にまったく自信がない」と、苦笑する。 自宅のある奈良からスタジオへの移動や、事前準備を考えると、5時前の起床が必須。番組決定後から早寝の練習をしているというが、成果は芳しくなく、「そこをクリアしないと。このままだとアカンな、と」と、危機感を募らせた。 また、会見ではフォークグループ・アリスの堀内孝雄と矢沢透がパーソナリティーを務める「MBSヤングタウン金曜日」(金曜、後10・00)の後任に、女優の伊原六花が就任することが発表された。伊原はヤングタウン56年の歴史の中で、初めての女性単独パーソナリティとなる。