高崎「しんまち商工祭」×「神流川合戦」武士とサンバ隊、6年振りに降臨
高崎市新町の「いちょう並木通り」などで11月3日、「しんまち商工祭」「しんまち大道芸まつり」「新町ふるさと祭り・神流川合戦」が開催される。(高崎前橋経済新聞) 【写真】陸上自衛隊新町駐屯地「野外炊具1号」で「自衛隊カレー」例年行列 「しんまち商工祭」ではフードを中心にした「新町バザール」で、「陸上自衛隊新町駐屯地」が災害時などに使う野外炊具1号による「駐屯地カレー」の販売、新町押しの「カツ丼」を集めた「カツ丼まつり」などを開催する。 ステージイベントには子ども太鼓、上武大学のチアなど地元チームの他、「ザ・キャプテンズ」が出演。「しんまち大道芸まつり」には大道芸人12組が会場各所で華麗な芸を披露する。 華麗といえばブラジルのサンバダンサー。「新町ふるさと祭り・神流川合戦」の武士と共に登場する。 神流川合戦とは1582(天正10)年、神流川を舞台に行われた滝川一益(厩橋城主、織田信長方)と北条氏邦(鉢形城主)・北条氏直との戦い。戦国時代における関東最大の合戦として知られる。本能寺の変の直後、信長の敵(かたき)を討とうと京に上ろうとした滝川一益軍に北条軍が攻め込んだ。北条軍は5万の大軍。滝川一益側は数で及ばす敗退した。陸上自衛隊新町駐屯地はこの戦場跡。 この神流川合戦を後世に伝えようと始まったのが武士行列など。ブラジルサンバ隊の加勢は2016年から。「新町ふるさと祭り・神流川合戦」は新型コロナ前まで隔年で開催してきた。今回は6年振りとなる。 昨年は「しんまち商工祭」「しんまち大道芸まつり」だけの開催だったが来場者は1万8000人に上った。 開催時間は9時30分~16時。「自衛隊カレー」「カツ丼まつり」は12時~、「ザ・キャプテンズ」は14時30分~、「武士行列・ブラジルサンバ隊」は13時30分~。 臨時駐車場(無料)は「タカナシ乳業従業員用駐車場(180台)」「ガトーフェスタハラダ従業員駐車場(200台)」「桑原製作所金型工業(80台)」。JR新町駅前に有料駐車場。
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