五輪連続出場 フェンシング代表 江村美咲・敷根崇裕・上野優佳選手が決意語る 大分出身
7月開幕するパリオリンピックのフェンシング日本代表に選ばれた江村美咲選手ら、大分県出身の3選手が本番への意気込みを語りました。 東京で行われたフェンシング日本代表の強化合宿。トレーニングの様子が報道関係者に公開され、県出身の3選手も順調な調整をアピールしました。 女子サーブルに出場する大分市出身の江村美咲選手(25)は、去年の世界選手権で日本人初の連覇を達成。パリでは日本フェンシング界で個人と女子、それぞれで初めてとなる金メダルを目指します。 (江村美咲選手)「オリンピックは本当に楽しみな気持ちと不安な気持ちと半々くらいです。今までお世話になった方々に一番良い形で恩返しができるチャンスだとも思ってます。目標は金メダルを2つ獲得することなんですけど、自分を信じて、試合を楽しんで、悔いなく全部出し切るというのが1番強い目標です」 また、去年の世界選手権男子フルーレ団体で史上初の金メダルを獲得した大分市出身の敷根崇裕選手(26)は、オリンピックでは団体と個人での金メダル獲得に意欲を見せます。 (敷根崇裕選手)「代表発表があった直後は選ばれるかなという不安があったので安心した気持ちが1番大きかったんですけど、今は東京オリンピック個人団体ともに4位だったので、東京オリンピックのリベンジをして、金メダルを取りたいなと思います」 一方、去年のアジア大会女子フルーレ個人で日本勢として49年ぶりに決勝に進んだ別府市出身の上野優佳選手(22)。本番でのメダル獲得に向け調整は万全です。 (上野優佳選手)「団体戦も個人戦もランキングを上げてパリまで準備することができているので、東京オリンピックよりはいい準備ができているかなと思います。東京オリンピックではメダルを逃したんですけど、パリオリンピックでは確実に獲得できるように頑張ります」 3選手とも東京大会に続いて2大会連続の出場となる、パリオリンピック。それぞれが決意を胸にフェンシング発祥の地、花の都で活躍を誓います。
大分放送