櫻坂46「ゆーづ」中嶋優月2年目も「ブレずにいたい」 発表の瞬間「感動して涙が出た」初の東京ドーム公演は〝通過点〟
■インタビュー後編
福岡県出身で人気アイドルグループ櫻坂46の「ゆーづ」こと中嶋優月がオンラインでインタビューに応じた。昨年グループに加入し、東京キー局の番組でレギュラー出演を果たすなど活躍の幅を広げる21歳の本音を、前後編に分けてお届けする。後編はグループの魅力や自身の成長、デビュー後初めて経験するドーム公演の見どころや意気込みを聞いた。 ■櫻坂46の先輩、森田ひかるバースデーに始球式 ――中嶋さんから見たグループの魅力は? 今の魅力は「仲の良さ」って言ったら簡単に聞こえるのでいつも悩みます。思ってることをメンバー同士で共有し合えているし、それが先輩後輩関係ない。「こんなに良いグループあるのだろうか?」っていうぐらい本当に1期生さん、2期生さんが優しい。それに私たちも甘えすぎず、ちゃんと思ったことを発言するとか行動するとかできたらいいなって思いながらやっています。これってやっぱり仲の良さなんですかね? 「風通しが良い」と言ったら会社っぽいかな。しっかり目標と意見を共有できてるのが強みだと思います。あとはお互いが持ってる違う魅力や違う弱点を補い合えてるし、伸ばし合えていると思います。 ――これからの目標や理想像はありますか? 「全部に全力」っていうのはずっと意識してることです。櫻坂の活動やバラエティーでは面白いことは言えないし、芸人さんみたいにうまく喋れないけど、アイドルとして盛り上げられるようにって意識しています。パフォーマンスで誰かの心をつかんで、ファンになってもらえるアイドルでありたい。「こんな一面あるんだ」「こっちもいいな」って思ってもらえるように、両方とも全力で。しっかりできるようになりたいです。 ――櫻坂46のメンバーとして2年目に突入しました。加入した当初と現在を比べてご自身の変化や成長は感じますか? あまり変わってないんです。ただ、皆さんから見たら変わっている部分はきっとあると思います。自分の中では「ブレずにいたい」と思ってたので、いい意味で変わらずにいれているのかなと思います。福岡にいた頃の自分のままでいれてるのは、安心する部分でもあって。久しぶりに福岡に帰って友達と会ったんですけど、「変わってないね」って言葉をもらうとうれしかったりします。 ――YouTubeの櫻坂チャンネルでは「【Vlog巡り】ゆーづの西鉄ひとり旅【福岡】」が公開されています。この中で「先輩の背中だけを見ていた1年前とは少し変わった」と話している。 「先輩に付いていきます」みたいなことばかりを1年目は言ってました。でも7枚目のシングル「承認欲求」で初めて選抜メンバーに選んでいただいたり、(TBSの朝の情報番組)ラヴィット!さんにも出させていただいたりした。今までは置いていかれないことばかりを考えていたけど、私がきっかけで櫻坂を好きになってもらえたらいいなって思うようになりました。先輩や同期にも「この子がいたら楽しいな」って思ってもらえたらいいなって考えるようになりました。