松本まりか主演『夫の家庭を壊すまで』ディレクターズカット版が配信 幻の“別れのセリフ”が完全復活
俳優の松本まりかが主演し、テレ東で7月期に放送されたドラマプレミア23『夫の家庭を壊すまで』第1話~8話のディレクターズカット版が配信、さらに通常版は全話再配信されることが決定した。 アミューズとHykeComicが共同製作した、LINEマンガをはじめとした電子書店で好評配信中のwebtoon作品『夫の家庭を壊すまで』(原作・赤石真菜氏)を実写化。 学生時代からの純愛を実らせ結婚、子どもにも恵まれ幸せな生活を送っていたみのり(松本)だが“夫がもう1つの家庭を持っていた”ことが発覚。15年にもわたり不倫をしていた夫と不倫女への復讐としてみのりは、不倫女の息子を利用することに。そして長年にわたる不倫計画がじわじわと暴かれ始める。愛と裏切りの四角関係、それぞれの未来に待つ新たな人生とは…。 序盤から衝撃的で泥沼すぎる展開によって、初回放送直後からSNSを中心に話題となり、テレ東の見逃し配信再生数の記録を次々と更新。番組公式TikTokアカウントに投稿された関連動画の再生数は1億回超えとなった。 なかでも松本まりかの“怪演”は「不倫ホラー」とも評されたほどだが、共演の竹財輝之助、野波麻帆、野村康太、麻生祐未らも実力を発揮し。撮影した素材が大幅にオーバー。編集で泣く泣くカットしたシーンが大量にあったという。 今回のディレクターズカット版ではそれらの素材を復活。さらには、すべてのシーンを監督が理想とする形に編集し直し、まさに「完全版」ともいえるバージョンが完成した。増えた未公開映像は合計40分以上。見応え抜群の内容となっている。 特に、8話クライマックスの、みのりと勇大(竹財)の別れのシーン。初回放送時は、泣きじゃくって復縁を懇願する勇大に対し「だったら、なんで不倫なんてしたのよ」と言うみのりのセリフで終わっていたが、実は台本上はこのあともう一つセリフがあった。 上田迅監督が悩みに悩んだ末、泣く泣くカットしたそのセリフもディレクターズカット版では完全復活している。29日から3週にわたって、1話~3話の地上波での再放送も決定している。ネットもテレ東・TVer・Leminoでは通常版とディレクターズカット版を順次無料配信。