王者BL東京が16点ビハインドから逆転勝利 連覇へ白星発進
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第1節 BL東京28―21横浜(2024年12月22日 神奈川・日産スタジアム) 昨季王者のBL東京は同4位の横浜に28―21で逆転勝ちし、連覇へ白星発進を決めた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチには勝ち越しトライを挙げたCTB真野泰地が選ばれた。 点差が開いても決して諦めない姿勢で、BL東京が鮮やかな逆転勝利を収めた。前半4分にフランカーのシャノン・フリゼルが危険なタックルでシンビンとなる苦しい立ち上がり。ペナルティーもかさんでPGやトライを許し、30分までに0―16と大きなリードを許した。 それでも王者は下を向かなかった。前半終了間際に今秋代表初キャップを獲得したFB松永拓朗のトライで反撃開始。後半には前半シンビンとなったフリゼルのトライで2点差に迫ると、同15分にモウンガのトライで逆転。加入2季目を迎えたニュージーランドの名手は、蹴っても全4本のコンバージョンを決めて勝利に貢献した。 同23分には再び同点となるトライを許したが、7分後に粘り強く敵陣ゴール前を攻めると、最後はディフェンスのギャップを突いた真野が抜け出して中央に勝ち越しトライ。その後は全員ディフェンスで7点を守り切り、開幕星を手に入れた。