巨人 岡本和の13戦ぶり一発で1点差逃げ切り勝ちも…13試合連続3得点以下の球団ワースト新記録
◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年4月27日 横浜) 巨人は主砲・岡本和真内野手(27)の13戦ぶり一発などでDeNAを下して連敗を阻止。貯金2とし、試合前の2位タイから単独2位となった。 今季初先発となった6年目左腕・横川凱投手(23)は5回3安打無失点の好投で今季初勝利。横川の勝利は2023年6月23日の広島戦(マツダ)以来309日ぶりで、先発では同年5月18日のヤクルト戦(神宮)以来345日ぶりとなるプロ5勝目となっている。 2回に先頭の岡本和が相手先発左腕・ケイの初球を叩いて左翼スタンド中段へ先制の4号ソロ。さらに萩尾、オコエの連打で無死一、三塁としてから大城卓の中犠飛で2点目をもぎ取った。 89球を投げた横川が5回で降板すると、6回は前夜の同戦で度会に満塁弾を浴びている高梨が牧を見逃し三振に仕留めるなど2三振を奪って無失点。 7回には3番手右腕・ケラーが最初に打席へ迎えた宮崎に2球目を左越え2号ソロとされて1点差に迫られ、なおも2死一、三塁とピンチを招いた。 だが、ここで登板した4番手右腕・船迫が桑原を右飛に打ち取り、1球で火消しに成功。8回はバルドナード、9回は守護神・大勢が抑えて逃げ切った。 巨人は岡本和が本塁打を放った試合はこれで今季4戦全勝。だが、その一方で、13日の広島戦(東京D)から13試合連続3得点以下となり、不名誉な球団ワースト記録更新となっている。 なお、これまでの球団ワースト記録は1993年6月30日中日戦~7月14日広島戦と2021年3月28日DeNA戦~4月10日広島戦の12試合。セ・リーグ記録は1961年中日と2011年横浜(現DeNA)の19試合となっている。 【巨人の13試合連続3得点以下】※右数字は安打数 13日 ○3―2広島(東京D)11 14日 ○2―1広島(東京D)6 16日 △1―1阪神(甲子園)8 17日 ●0―2阪神(甲子園)8 18日 ●1―2阪神(甲子園)5 19日 △0―0広島(マツダ)4 20日 ●2―6広島(マツダ)12 21日 △0―0広島(マツダ)4 23日 ○2―0中日(ひたちなか)4 24日 ●2―3中日(東京D)5 25日 ○3―2中日(東京D)2 26日 ●2―7DeNA(横浜)7 27日 〇2―1DeNA(横浜)6