円高急進、一時1ドル=141円台に 日経平均は大幅安
日テレNEWS NNN
外国為替市場で急速に円高が進み、円相場は8日未明、1ドル=141円台まで上昇しました。 日本時間の8日午前3時前、ニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=141円台後半と、4か月ぶりの円高ドル安水準となりました。1日で5円以上も動いたきっかけは、日銀の植田総裁の国会での発言です。 日本銀行・植田総裁「年末から来年にかけて、一段とチャレンジングになるというふうにも思っている」 この発言などで、市場に「日銀が早期に、今の低金利政策の修正に踏み切るのではないか」などの臆測が広がり、ドルを売って円を買う動きが加速し、円高・ドル安が進みました。 東京株式市場でも円高の影響を受け、日経平均株価が大幅安の展開となっています。