神戸FW大迫勇也「自分たちで自分たちの首を絞めた」…後半に追いつかれ3戦勝ちなし
◆明治安田J1リーグ ▽第17節 浦和1―1神戸(1日・埼玉スタジアム) 神戸はアウェーで浦和に1―1で引き分けた。先制点を決めたが後半に追いつかれ、リーグ戦3試合ぶりの勝利とはならなかった。 前半15分、井出が今季リーグ戦初得点となる先制点をこぼれ球から奪うなど、序盤はセカンドボールから攻撃の機会を多く得た。しかし「後半の入りから会場の雰囲気に飲まれた」(吉田孝行監督)と後半から流れが一変。攻撃の糸口をつかむことが出来ず、守備も乱れが出た。後半15分にはFW中島翔哉のゴールで同点に追いつかれた。 フル出場した元日本代表FW大迫勇也は、「今日の試合に関しては自分たちで自分たちの首を絞めた」と厳しい表情を浮かべた。「前半1―0で終わって、そこで良しとしてしまった。1点取った後の試合の進め方を大事にしたい」とチーム内で得点後に気の緩みがあったことも指摘した。 自身は4試合連続で無得点。「前半いい形で何本も決定機があった。そこで仕留めないといけなかった」と悔やんだ。「相手が嫌がるプレーをもっとするべきだったし、経験ある僕らがもっと先頭に立ってそういうことを伝えていかないといけなかった」とベテランとしての自身の役割についても反省した。
報知新聞社