【広島】新井貴浩監督「いい戦い方はできているんじゃないか」5カードぶり負け越し/一問一答
◆JERAセ・リーグ 中日2―1広島(23日・バンテリンドーム) 広島は、接戦を落として5カードぶりに負け越した。同点の8回、3番手・島内が勝ち越しを許した。今季リーグ最多33試合目の登板となった右腕は4敗目(4勝18ホールド)。打線は1点を追う6回1死一、三塁から石原の犠飛で同点に追い付いたものの、7回1死二塁、8回2死一、二塁の好機で勝ち越しに失敗した。先発・玉村は、4回まで毎回走者を背負う苦しい投球で6回1失点にまとめたが、2勝目はならなかった。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―島内投手は先頭四球から勝ち越しを許した。制球に苦しんでいたように見えた 「まあまあ、こういう日もあるし。島内でそうなったらしょうがないです。しっかりとまた切り替えて、明後日からに備えてもらいたいです」 ―打線は7、8回で好機を作りながら無得点 「いい形は作れているし、いい戦い方はできているんじゃないかなと思います。(6回に犠飛の)石原も低めの難しいカットボールだったけど、いい犠牲フライだったと思う」 ―堂林選手が4月10日以来の猛打賞 「3本と四球で4出塁。ドウ(堂林)も今日すごくいいバッティングだったと思います」 ―玉村投手は最少失点で粘った 「粘り強く投げてくれたと思います。彼のいいところは、ランナーを出しても粘りながらゲームをつくれるところ。今日もいいピッチングだったと思います」 ―今日に限らず「投高打低」を受け入れながらの戦いになる 「ウチだけじゃなしに、これはもう全チームそうだと思う。今日も負けはしたけど1―2のロースコア。これまで同様、ピッチャーが頑張ってくれて、バックもしっかり守ってロースコアのゲームを勝ち切っていきたいと思います」 ―守備力の高い選手の評価は高くなる 「そうでしょうね。 なかなかウチだけじゃなしに、いつも連打、連打で点が取れるようなゲームプランはなかなか考えにくい。やっぱり自分たちの長所を生かしたゲームプランニングをしていきたいなと思います。そこは変わらず」
報知新聞社