車両事故の「約3割」が駐車場で発生…意外と多い「駐車場での事故」未然に防ぐ方法は? 専門家が解説
◆運転免許を持っていない人に教えることも大切
続けて、歩行者側が注意すべき点についても言及。菰田さんによると、車と接触する歩行者は運転免許証を持っていない人が多いと言い、「免許を持っていれば、例えば、車の後ろ側の白いランプが“バックアップランプ(後退することを周囲に知らせる照明)”だと分かりますが、持っていない方は(前か後ろ)どっちに動くのか分からないんですね」と説明。 また、歩行者からは車を認識しやすいものの、運転席からは歩行者が見えていないケースも少なくありません。「(歩行者を)確認しているかは、ドライバーの顔を見て判断します。(自分目線で)ドライバーの顔が見えないところにいるときは“ドライバーは自分が見えていない”と考えて、安全な場所に移動しましょう」と菰田さん。免許を持たない高齢者や子どもを家族に持つ人は“車の後ろ側の白いランプが点いているときは後方を通らない”などと、教えることも大切です。 意外と多い駐車場での事故。運転手は注意を怠らず、安全運転での駐車を心がけましょう。 (TOKYO FM「JA共済 presents なるほど!交通安全」より)