横峯さくらがリランキング37位浮上「意識して」最終18番バーディー/国内女子ゴルフ
ニチレイレディス最終日(16日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=6584ヤード、パー72)首位と3打差の5位から出た岩井明愛(21)が64で回り、通算13アンダーで今季2勝目を挙げた。通算5勝目。最終日が母の日だった5月の「RKB×三井松島レディス」は双子の妹・千怜=ともにHonda=が制し、父の日だった今大会は姉が逆転V。大逆転のパリ五輪代表を目指す20日開幕の「全米女子プロ」に向け、孝行娘が最高の弾みをつけた。1打差の2位に佐久間朱莉(21)=大東建託=と小祝さくら(26)=ニトリ=が入った。 【写真】愛息、桃琉くんの写真をヤーデージブックカバーに。横峯さくらと夫でキャディーの森川陽太郎さん シードを持たない選手を対象とした第1回リランキングが今大会終了後に行われ、14位の横峯さくらがリランキング37位に浮上した。最終18番(パー5)で2オンしてバーディーを奪った38歳は、「意識していた。最後はイーグルで決めたかったけど、バーディーを取れてよかった」と安どの笑みを浮かべた。次戦から9月中旬の大会まで、ほぼ全試合に出場できる元賞金女王は「シードを目指して頑張りたい」と意気込んだ。