米戦艦アリゾナ最後の生存者、102歳で死去 真珠湾攻撃で最大被害
Steve Gorman [ロサンゼルス 1日 ロイター] - 1941年の旧日本軍による米ハワイ・真珠湾攻撃で撃沈した戦艦アリゾナの乗組員で、最後の生存者だったルー・コンター氏が1日、カリフォルニア州の自宅で死去した。102歳だった。 娘が明らかにしたもので、死因はうっ血性心不全だったという。 真珠湾攻撃ではアリゾナの乗組員1400人のうち1177人が死亡。この攻撃による米国側の死者は2390人に上ったが、アリゾナ乗組員がほぼ半数を占めた。 コンター氏は当時三等航海士の操舵担当を務めており、その後は海軍パイロットとして爆撃機に搭乗する任務などに当たったという。