「さりげなく握手」女子体操会場にスターが集結! 観客と記念撮影する姿も 米国代表バイルズの演技を見守る【パリ五輪】
パリ五輪の体操女子予選が7月28日からスタートし、米国代表でスーパースターのシモーネ・バイルズが華麗な演技を見せた。さらに会場のベルシー・アリーナの観客席には、世界的なビッグスターが集結した。 【画像】角田夏実の金メダルや阿部詩の涙、大岩Jのゴールラッシュも…日本勢が見せたパリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック! 米誌『New York Post』は「体操史上最も多くのメダルを獲得した選手、バイルズの五輪での復帰には、スターが勢ぞろいした」と伝えた。会場には爽やかな白い服に身を包んだ俳優のトム・クルーズがおり、バイルズの演技に立ち上がって拍手を送り、ファンと記念撮影に応じるなど、楽しそうに観戦している様子が伺えた。 これを見たファンはSNS上で「彼は幸せそうだ」「トム・クルーズはふらっと入ってきて、さりげなく握手している」と、ファンと握手している様子などに反応していた 他にもオスカー受賞女優のジェシカ・チャステイン、歌手のアリアナ・グランデや映画「ウィキッド」で共演しているシンシア・エリヴォ、スヌープ・ドッグ、ジョン・レジェンド、クリッシー・テイゲン、ニック・ジョナスら豪華な面々が集結し、バイルズの演技を見守っていた。 そのバイルズは平均台で2位と好発進し、続く床の演技ではトップとなるものの、やや不満な表情を見せた。それでも跳馬では得意の「バイルス3」を決めて首位に躍り出た。 個人総合では59.566点のトップで決勝に進出し、2位のレベカ・アンドラデ(ブラジル)に1.866点差をつける内容だった。 しかし、英国の日刊紙『Daily Mail』によると、演技中に左ふくらはぎの負傷を再発したようで、米国の体操コーチであるセシル・ランディ氏が「バイルズの負傷は五輪前に負ったケガが再発したものだと明かしたが、負傷の深刻さについてはコメントを控えた」と伝えている。 ただ「競技が進むにつれて体調は回復し、パリでの競技を続けられない兆候は見られなかった」と、同コーチは話したという。豪華スターも虜にするバイルズだけに、次も最高の状態で圧巻の演技を披露してもらいたいものだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]