お盆休み明け 九州など体温超えの危険な暑さに この先は湿度アップ熱中症の危険度大
今週末にかけて猛暑日地点減も湿度アップ 引き続き熱中症に警戒
今週末にかけて、台風9号周辺の湿った空気や高気圧の縁を回る湿った空気、上空の寒気の影響で全国的に大気の状態が不安定。局地的に非常に激しい雨や雷雨となり、大雨となるおそれがあります。日照が少なくなるため、猛暑日地点はこれまでより減りますが、湿度は高くなります。熱中症の危険度は、気温1:湿度7:輻射熱2と、湿度が大きく関係します。猛暑日にならなくても、引き続き熱中症対策は万全に行いましょう。
8月末~9月はじめ 10年に一度レベルの高温予想
8月末~9月はじめにかけて、再び夏の高気圧が勢力を盛り返すため、残暑が厳しくなるでしょう。気象庁は今日19日、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは10年に一度レベルの高温が予想される時に発表されます。 いったん猛暑がおさまった所でも再び厳しい暑さとなりそうです。厳しい暑さは長期戦となるため、「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、熱中症や食品の管理に注意が必要です。
日本気象協会 本社 福冨 里香