<勝利へ・2021センバツ鳥取城北>選手紹介/10 神田有叶内野手(1年)/松尾天翔外野手(2年) /鳥取
◇“足”生かし左打ち挑戦 神田有叶(じんでん・ゆうと)内野手(1年) 50メートルのタイムは6・0秒。畑中未来翔(みくと)主将(2年)も「チーム一の俊足は神田か松田(龍太遊撃手)」と認めるスピードスターだが「昨秋の試合は“足”で得点に絡めなかった」と悔いを残す。 この冬は脚力を生かすため、新たに左打ちにも挑戦。左打席の方が球が見やすいといい、将来は「足を生かすだけでなく、日本ハムの杉谷拳士選手のように左右両打席で本塁打を打てる選手になりたい」と夢を語る。 趣味は「走ること」で、オフには1人で10キロをランニングすることもあるという。また、機動力野球で知られる群馬・健大高崎の書籍や動画を見て走塁の研究に余念がない。「甲子園では盗塁を決めて相手を揺さぶる」と闘志を燃やす。 …………………………………………………… (1)168センチ(2)65キロ(3)右両(4)6・0秒(5)90メートル(6)大阪市立北稜中(大阪・枚方ボーイズ) ◇一球一球の意識改革 松尾天翔(まつお・てんしょう)外野手(2年) 昨秋はベンチ入りを逃し、山木博之監督に「外野手はもっと打てないと駄目だぞ」と気合を入れられた。打撃は磨いてきたつもりだったが、レギュラーの取り組みを見て「打撃練習の一球でも、場面やカウントなどの想定を細かく考えて振っていた。自分が甘かった」と反省。一球にかける意識改革に取り組んできたという。 今月の練習試合では猛打賞の活躍。「打率も長打力もどちらも伸びてきた。常に場面を意識して振ってきた成果だと思う」と手応えを感じている。あこがれの選手は、米大リーグや日本ハムで活躍した新庄剛志さん。「こんな時だからこそ、新庄さんのように見た人が元気になるプレーを、自分も甲子園で見せたい」と意気込む。 …………………………………………………… (1)173センチ(2)80キロ(3)右左(4)6・2秒(5)88メートル(6)大阪府茨木市立三島中(大阪・枚方ボーイズ) ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長(2)体重(3)投げ方・打ち方(4)50メートル走タイム(5)遠投記録(6)出身中学(最終出身チーム)