九州北部地方は、21日未明から大雪となるおそれがあり、山間部では道路の凍結などに早めの備えが必要です。 【写真で見る】マフラーやニット帽で防寒対策をし、足早に歩く人々

山地などでは19日から雪

佐賀県の天山周辺には残雪

福岡県と佐賀県は、山地などで19日に断続的に雪が降り、佐賀県の天山周辺には20日朝も雪が残っています。一旦、寒さがゆるみますがあすには上空に強い寒気が流れ込んで、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

週末にかけ警報級の「大雪」のおそれ

この寒気の影響で福岡県、佐賀県ともに21日の未明から22日にかけて警報級の大雪になるおそれがあります。21日正午までの雪の予想は多いところで山地で5センチ、平地で3センチですが、その後の24時間では山地は10センチから20センチ平地は5センチから10センチとなっています。

農作物の管理に注意

気象台は路面の凍結や電線への着雪、農作物の管理などに注意を呼びかけています。21日未明から強い寒気の影響が出ることから備えが必要です。