映画「碁盤斬り」の舞台あいさつに出席した草彅剛（左）とひこにゃん

　俳優・草彅剛（４９）が２９日、都内で主演映画「碁盤斬り」の大ヒット御礼舞台あいさつに、滋賀・彦根市のマスコットキャラクター・ひこにゃんが駆けつけ、大はしゃぎした。 【写真】抱える花束が和テースト満載　ひこにゃんの横で穏かな笑み 　ストーリーはえん罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士としての誇りを懸け、復讐（ふくしゅう）に向かい、囲碁を武器に鬼気迫る死闘を描く。草彅演じる主人公の柳田格之進が彦根藩出身ということで、彦根城からひこにゃんも舞台にかけつけ、「会いたかったよー」と大喜びした。 　草彅はひこにゃんの顔に触れながら「うちのクルミちゃんに似ている～よ。ひこにゃんの目と鼻が碁石っぽい」と自身の愛犬になぞらえ抱きついて愛情表現した。 　ひこにゃんに、司会者が、映画を見たかを問うたが、答えられるわけもなく、草彅が「見てくれたそうです。つよぽんが最高だったとおっしゃっています」と代返。草彅は「今日、新幹線で来たんですよねえ」と一方的に質問すると、ひこにゃんも怒ったのか、左手に持っていた剣で振りかざされ「うわっ、斬られたあ」と引き気味になり反省した。 　舞台には映画に出演した囲碁棋士の藤沢里菜女流名人も登壇。草彅について「すごい棋士のオーラというか、手つきもきれいでした」と褒め「囲碁のルールを覚えましたか」と聞いたが、草彅は「覚えてないんですけど」と苦笑いし答えた。