島田珠代（4月24日撮影）

　タレント中居正広（51）がMCを務めるTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜午後8時57分）が26日、放送された。今回は「令和最強ママタレお悩み一刀両断SP」だった。 【写真】島田珠代、阪神伊藤将司投手にお尻向けギャグを披露 　お笑いタレントの島田珠代（53）が子育てを再現VTRで振り返った。島田が再婚後、長女が誕生し早々に夫の実家の名古屋に移住。すぐに夫からステージ4の直腸がんが発見されてしまう。宣告された余命は5年だった。次第に夫の体調が悪化したため、島田が仕事をするために一家3人は大阪に引っ越した。 　精神的に追い詰められた夫は島田にも、病気の世話をしてくれた島田の母にもつらくあたったという。そんな状況を変えるべく、島田側から夫に別居を提案。すると夫は娘と一緒に名古屋に連れて行くと逆提案された。さらに所得の関係で保育園の料金も変わるため、総合的に判断した結果、島田は娘が3歳の時に離婚を決断。養育費を稼ぐため、大阪で働く生活を選んだ。 　VTR内で当時を回想した島田は夫と娘と一緒に名古屋へ行けず離婚した理由について「抗がん剤をやっている彼から逃げちゃってた」と振り返った。 　離婚後は月2回、娘に会う生活だったという。島田が大阪に帰るたびに「ママ帰らないで」と泣きつかれるシーンが再現された。その後、娘が小4の時に夫の両親が相次いで他界。そして夫の病状も悪くなっていった。そんな状況を救うべく、名古屋に娘の家事をするために向かったのが島田の母だった。 　島田は母に「あれだけ旦那とケンカしてたのに大丈夫なの？」と聞いたことを打ち明けた。その時、島田の母は「大丈夫！　孫はかわいいけど、孫がかわいいから行くんじゃない。あなたがかわいいから行くの。あなたの大事にしている、あなたのおなかから生まれた子どもを守るために、私は行くのよ」と言ったという。 　余命宣告5年の夫は11年もの間、闘病し2020年に他界した。それからは島田は6年間のブランクを経て、娘の2人の生活が始まった。スタジオの島田は「やっと住めた時に私が親ヅラする」と語り、関係が悪かったという。1年後、反抗期の娘からは「私が苦しい時に一緒にいてくれたのは、お父さんやおばあちゃんだった。今まで何もしてくれなかったのに。そんなのズルい」と言われ、感情を爆発させてしまったという。親子げんかは1カ月以上も続いた。 　島田は娘との6年間のブランクを埋めようとするがあまり空回りし、娘の気持ちを置き去りにしていた。自分の間違いに気付いた島田は娘に「子ども扱いしすぎてた。ママが間違ってた」と謝ると、娘からは「悪かった時はママも謝って。大人だって謝らないといけない時もあるのよ」と言われたという。それで島田は「やっと家族になれた」と感慨深げに語った。 　そして娘から母への手紙が読み上げられ、島田は声を上げて号泣。「本当の本当にあなたがすべてです。だから、どうか仲良く人生を楽しみましょう」と締めくくった。 　ママタレ軍団として、藤本美貴、野々村友紀子、東尾理子、すみれ、横澤夏子、中村仁美、小倉優子、キンタロー。が登場した。