ユナイテッド新指揮官最有力のアモリム監督、夏はウェストハムが面談も“経験不足“が懸念に?
去就に注目が集まるスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)だが、招へいを検討していたウェストハムには懸念材料があったようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 日本代表MF守田英正を擁するスポルティングを指揮するアモリム監督。エリク・テン・ハグ監督が退任したマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられている。 一方、夏には同じプレミアリーグのウェストハムもポルトガル人指揮官に接触。デイビッド・モイーズ監督の退任に伴い、アモリム監督が新指揮官の最有力候補に挙がっていた。 しかし、最終的にウェストハムはフレン・ロペテギ監督を招へい。アモリム監督に関しては、スポルティングに支払う830万ポンド(約16億5000万円)の契約解除金や、指揮官のスタッフへの追加支払いがネックだったと考えられていた。 当時、アモリム監督はロンドンまで飛び、ウェストハムのデイビッド・サリバン会長と面談。クラブに近い情報筋によると、サリバン会長は好印象を受けたようだが、トップクラブを率いたのが自国の1クラブだけという経験不足が気になったという。 賭けになると睨んだサリバン会長は、これまでレアル・マドリーやセビージャ、ポルト、スペイン代表を指揮し、ウォルバーハンプトンでプレミアリーグも経験したロペテギ監督を選択。アモリム監督はスポルティングにとどまることとなった。 スポルティングでは19年ぶりのプリメイラ・リーガ制覇をもたらすなど、計5つのタイトルを手にしているアモリム監督。しかし、スポルティング以前はポルトガル国内のブラガとカーザ・ピアを率いたのみで、ユナイテッド指揮官就任となれば初の国外挑戦となる。
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