【吉瀬美智子】『子育ても指導も、強制するのは逆効果。常に“自主性”を意識して伝えています』
美しさと可愛らしさ、かっこよさを兼ね揃えた女優・吉瀬美智子さんが、VOCEウェブに登場! 新ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』を引っ提げて、役柄のことはもちろん、マインドに関することまで、ネホハホ聞いちゃいました。 〈画像〉吉瀬流「子育て論」とは?インタビューショットも全部見せ!
──吉瀬さんが演じるのは、病院の医療安全室長も務める看護師長・津幡玲子役。いかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”とのことですが、ご自身がリンクする部分は?
「自分の子供に対しては、津幡師長みたいになっているかもしれない(笑)。リビングなどの共有スペースだと特に細かくなっちゃって、『なんでこれやってないの?』『片付けなさい』ってすぐ指摘しちゃいます。そういう厳しく接するところだったり、石橋を叩いて渡るタイプな部分もちょっとリンクしていますね」
──普段、何かを指摘する際に心がけていることはありますか?
「人間なので間違いもあるよねと思うようにしているのですが、自主的にやらないと意味がないので、きちんと相手の話を聞いて、嫌なことをさせるというよりは導くようにしています。私自身が頭ごなしに否定されたり、強制的にやらされるのは逆効果だなって感じるので。子供に対してもそうですね。昨日もまさに『勉強をやりたくない』と言っていたので、『そっかぁ。でもやらなかったらテストの点数は伸びないよ。そうしたら、留年して妹と同じ学年になっちゃうかもよ。大丈夫?』みたいな伝え方をしました。そうしたら自分から、『勉強教えてもらいたいから家庭教師さん来て欲しい!』と言ってきたんですよね。こういう自主性が大切なのかなって思っています」
吉瀬美智子(キチセ・ミチコ)
PROFILE:1975年2月17日生まれ、福岡県出身。1999年雑誌モデルとしてデビュー後、2007年本格的に女優へと転身。ドラマ『ブラッディ・マンディ』(’08)や『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(’14)、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(’18)など、多くの話題作に出演。今後は映画『帰ってきた あぶない刑事』が5月24日に公開予定。 撮影/楠本隆貴 ヘアメイク/山下景子 スタイリング/道端亜未 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72・TEAM TAKAHASHI) Edited by 沈 晨棟
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