夏休み明け授業再開 鴨川の小中学校で始業式(千葉県)
安房地域のトップを切って、鴨川市内の小中学校で26日、始業式が行われ、新学期が始まった。真っ黒に日焼けした子どもたちが、夏休みの宿題を手に元気に登校し、級友らとの再会に笑顔があふれた。 鴨川小学校(児童数175人)では、体育館に全校児童が集まり始業式が行われた。三浦徹校長が、夏休み中に開かれたパリ五輪や全国高校野球選手権大会でのエピソードを紹介し、「しっかりとした目標を持ち、鴨川小に関わるたくさんの人たちと互いに感謝の気持ちを持って過ごせる学期にしてほしい」と伝えた。 各教室で早速授業が始まり、3年生のクラスでは、夏休みの宿題を提出。今年からドリルはタブレットによる電子ドリルに変わり、その他の絵や習字、読書感想文などを担任教諭に手渡した。その後、子どもたちは元気よく手を挙げ、「県外に旅行に行った」「友達と行った海やプールが楽しかった」などと夏休みの思い出を発表していた。 岩瀬愛莉さん(3年)は「算数でスラスラ答えられるよう、勉強を頑張りたい」と新学期の目標を話した。 鴨川市では、12月以降に行われる学校給食センターの設備改修などのため、1週間前倒しで2学期をスタート。鴨川市以外の安房地域の小中学校の多くは、9月2日に始業式が行われる。