アトレティコ、守護神オブラクを市場に出す模様!スペイン紙報道 | ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリードは、GKヤン・オブラク(31)を今夏市場に出す方針という。スペイン『アス』が報じた。 アトレティコが絶対的守護神の放出を検討……。まるでイエロージャーナリズムによる報道だが、記事の執筆者が『アス』のアトレティコセクションのチーフ、フランシスコ・ハビエル・ディアス氏であれば話が違ってくる。 曰く、先にアトレティコに加わったカルロス・ブセロGD(ゼネラルダイレクター)とおなじみのアンドレア・ベルタSD(スポーツダイレクター)は今夏チームの刷新を目指しており、高年俸の選手の放出を考えているとのこと。そこで浮かび上がったのがネットで1000万ユーロと、チーム有数の年俸を受け取るオブラク売却のようだ。スロベニア代表GKとアトレティコの契約は2028年までで、契約解除金は1億2000万ユーロ。しかし市場価値は3000万ユーロと見積もられている。 フランシスコ・ハビエル・ディアス氏曰く、オブラクはアトレティコが売却を検討していることを把握している模様。もしクラブを後にする場合、移籍先としてはプレミアリーグを希望しているとのことだ。なおオブラクは過去にマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールから興味を持たれたことがあるものの、その際はアトレティコが拒絶したという。 オブラクは2014年にベンフィカからアトレティコに加入。ディエゴ・シメオネ監督のチームでは441試合に出場し、世界最高のGKの一人として称賛を浴びてきた。 なおアトレティコは実際にオブラクを放出する場合、バレンシアで今季大きな活躍を見せるGKギオルギ・ママルダシュビリ(23)の獲得に動く可能性があるようだ。バレンシアは同選手を売却する際、移籍金として2500万ユーロを要求するとみられている。