ミスはなぜ起きたのか…救急救命士が生存男性を「死亡状態」と判断し搬送せず 警察官が気づき搬送も死亡
■死亡確認後に呼吸…過去にも判断ミスが
前代未聞にも思える今回の判断ミスですが、6年前にも大阪市で救急隊員が70代の男性を死亡したと判断し、その後、警察官が呼吸に気付いたケースがありました。
総務省消防庁はこのとき、「明らかな死亡」の判断基準を示したうえで、先入観を持たず、迷った場合は医師に連絡することなどを求めていました。 消防は、判断ミスと死亡との因果関係は答えられないとしていますが、遺族に謝罪し再発防止に努めるとしています。