江口のりこ主演映画『愛に乱暴』 不穏な空気が漂う特報映像とティザービジュアルが公開
吉田修一の傑作小説を、江口のりこ主演で実写化する、映画『愛に乱暴』。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開された。 原作は『悪人』『さよなら渓谷』『怒り』など多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、本作では愛が孕むいびつな衝動と暴走を描く。 監督を務めるのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を席巻し、初の映画長編作『おじいちゃん、死んじゃったって。』で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞した森ガキ侑大。 主演を務めるのは江口のりこ。徐々に平穏を失っていく“妻”を怪演する。共演には小泉孝太郎、馬場ふみか、風吹ジュンら個性豊かな俳優陣が名を連ね、彼らが江口扮する主人公を追い詰めていく。 この度公開された特報では、桃子が夕暮れ時に鼻歌を歌いながら線路沿いを歩く様子が切り取られている。 電車が通過する轟音にかき消されるまいと、桃子の鼻歌は叫びのように徐々に大きくなっていく。 そして、WEB限定のティザービジュアルは、江口扮する桃子の日常が見えるゴミ捨て場のふとした瞬間の姿と、裏庭で慈しむようにスイカを抱える、2つのパターンがお目見え。これから桃子に降りかかる事件を予感させる、不穏な空気漂うミステリアスなビジュアルとなっている。 映画『愛に乱暴』は、2024年8月 全国ロードショー。
otocoto編集部