列車が「1分早く発車」と発表 懐中時計の分針ずれたか 開業から27年で4回目 長野
しなの鉄道(上田市)は2日、6月29日の北しなの線妙高高原発長野行き普通列車(2両編成)が、三才駅(長野市三才)を定刻より約1分早い午前8時23分ごろに出発したと発表した。発車後まもなく運転士が時間のずれに気づき、次駅の北長野駅で時計を正確な時刻に合わせて約4分遅れで発車した。乗降できなかったとの訴えはないという。 【写真】三才駅
同社は、運転台で使う懐中時計が業務中に運転レバーとぶつかった衝撃により、分針が1分早まったことが原因とみている。1997年の開業後、定刻より早い出発は2007年6月、22年3月、今年6月16日に続き4回目。