韓国・法人向けクラウドサービス企業、企業データの活用支援システム公開…JapanIT Weekに参加
【04月27日 KOREA WAVE】法人向けクラウドストレージ開発・販売を手掛ける韓国「ダイレクトクラウド(DirectCloud)」が24~26日に東京ビッグサイトで開催された「JapanIT Week」で、企業データの活用を支援するクラウドファイルサーバーを公開した。 日本はデジタル化の加速によりクラウドサービスの利用が増加している。 ダイレクトクラウドは法人向けクラウドサービス「ダイレクトクラウド」を展示した。ダイレクトクラウドはファイルサーバーからクラウドサービスへの単純な移転にとどまらず、セキュリティーと協業、データ活用、コスト削減などの問題を解決する。 ダイレクトクラウドは安全にデータを活用する「ダイレクトクラウドデータガバナンス」、データ分析サービス「ダイレクトクラウドAI」、データ容量費用節減「ダイレクトクラウドワームストレージ」、データ流出防止サービス「ダイレクトクラウドシールド」などを公開した。 「ダイレクトクラウドデータガバナンス」は、企業のデータを正確に、安全で、簡単に使用できるようにする。ダイレクトクラウドはクラウドに保存したデータを保護し、データガバナンスに応じて活用する機能を提供する。監査、ログ、アクセス権限設定機能により、データ漏洩を防止する。 ダイレクトクラウドAIは、関連フォルダに客からの問い合わせ関連文書をアップロードすると、AIが分析してFAQを自動生成する。客の問い合わせの対応が簡素化され、コスト削減と客の満足度の向上に寄与することができる。 ダイレクトクラウドワームストレージは、使用頻度の低いデータの長期保管が可能な低価格ストレージだ。ホットストレージ領域にデータ移動が可能で、効果的なデータ活用に有用だ。 ダイレクトクラウドシールドは機密情報が含まれたファイルを自動的に暗号化する。ファイルの重要度に応じて、閲覧専用、コピー禁止、印刷禁止機能などにより、企業の重要なデータ資産の流出を防止することができる。 ダイレクトクラウドのアン・ジョンソン(安貞善)代表は「ファイルサーバーをクラウドに移転する際の信頼性が確保されれば、ファイルサーバーの弱点を補完し、データ活用を支援してデータ基盤経営を後押しすることができる。データガバナンス、AI、ワームストレージ、シールド製品はデータ活用ビジネスの基盤となる」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE