齊藤工 「福島に移動映画館を作りたい」
渾身の作品は「SSFF&ASIA 2014」のミュージックShort部門でも上映され、好評を博した。テレビ番組収録でSMAPと対面すると、作品を鑑賞した木村拓哉から「あの子(田辺)、すごいね。どこで見つけたの?」と賛辞を送られたといい「俳優に引っかかってくれる、というのは監督冥利に尽きるものなんだなと思いました。嬉しかったですね」と新たな喜びを実感した。 それでも“映画監督”としてのこだわりは強くない。「映画監督をやりたいという欲は全く無いです。それは今後も、ですね」とあっさり答える。俳優、監督としてエンドロールにその名を刻んできた齊籐は、名前のでない裏方の夢の実現を目指し、そのこだわりを発揮していく。 ■ショートフィルム『半分ノ世界』 新進気鋭の若手クリエイターの発掘を目的に昨年発足したアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」とUULAの特別製作プロジェクトとして「映像と音楽の融合」をテーマに作られたオリジナルショートフィルム。齊藤は大橋トリオの人気楽曲「HONEY」を題材に、15分間のヒューマンドラマを描き出した。 公式サイト ※映画監督としての名前は『齊藤工』