《衆院選2024》開票速報 準備入念に 茨城県選管リハーサル
27日投開票の衆院選で、茨城県選挙管理委員会は23日、県内全44市町村の選管と連携した投開票速報のリハーサルを実施した。県庁9階の速報会場で投開票日の担当者35人が参加し、集計作業の手順と市町村との連携を入念に確認した。 ミスのない速報に向け、市町村選管が送信した模擬データを投票数や得票率などを集計して公表するまでの流れを各職員が再確認するのが狙い。リハーサルは18日に続き2回目。この日は入力ミスやシステム不具合の有無をチェックリストに従って確認した。 本番に向け、県選管書記長の戸塚崇文県市町村課長は「正確性を大前提に速報性を確保する。リハーサルで問題点があれば改善し、県民に早く発表できるよう取り組みたい」と語った。 27日の開票状況は、小選挙区が午後9時半ごろから30分間隔で、比例は午後10時15分ごろから1時間間隔で、いずれも県ホームページで速報予定。開票確定は小選挙区が28日午前0時前後、比例が同2時半ごろの見通し。
茨城新聞社