「冬季アジア大会」まであと300日……札幌市で25日までイベント
【北海道・札幌】来年2月19日から26日に札幌・帯広で開催される「2017冬季アジア大会」。その300日前イベントが、23日から札幌駅前通地下歩行空間で3日間にわたり開かれています。
冬のアジア大会は札幌が発祥の地
初日の午後1時からオープニングセレモニーが開催され、同大会の組織委員会会長を務める秋元克広札幌市長が「冬のアジア大会の発祥の地は札幌(第1回大会は1986年に札幌で開催された)です。多くの市民の方々と大会を盛り上げて、未来に繋げていきたいと思います」と挨拶しました。
その後、スキージャンプの葛西紀明選手やスピードスケートの高木美帆選手ら全156人が出演する大会プロモーションビデオが初披露されました。ちなみにこの曲のBGMで使われているのが、DREAMS COME TRUEの「WINTER SONG ~DANCING SNOWFLAKES VERSION~」。ご存知の通り、ヴォーカルの吉田美和さんは北海道池田町の出身です。
銀メダリストが語るスポーツの魅力
そして、ソチ冬季オリンピックのスノーボード女子パラレル大回転銀メダリスト・竹内智香選手(旭川出身)のトークショーが行われました。 竹内選手は「私自身、ソチオリンピックでスポーツの素晴らしいを教えてもらいました。その感動を札幌・帯広から発信できればと思いますスポーツの華やかな場所に立つのは、相当な努力が必要ですが、スポーツから学ぶことはたくさんあります。今、スポーツをしている子どもたちにも知ってもらえる機会になればと思います。ソチオリンピック前にスイスに活動を移してからは、毎日のように『勝てる』と言われ続けて、実際にメダルも取れたので、言葉の力も知ることができました。決勝はスイスのルームメイトと対戦して負けてしまったので、次は金メダルを狙いたいと思いますし、まだまだ上に行きたいですね。今年は日本で体作りをして、シーズンインしたいと思います」と冬のスポーツの魅力と今後の抱負を語りました。 (ライター・橋場了吾)