自民、現職の塩田氏を推薦 来夏の鹿児島県知事選
自民党鹿児島県連は23日、鹿児島市内で会合を開き、任期満了に伴う来年夏の知事選に関して、現職の塩田康一氏を推薦すると全会一致で決めた。近く党本部に申請する。会合後、記者会見した森山裕県連会長(党総務会長)は「引き続き塩田知事に務めてもらうことが鹿児島県の発展につながる」とした。 塩田氏は九州電力川内原発の運転延長や、馬毛島基地(西之表市)の整備を容認しており、森山会長は「自民党の政策と相反するところがない」と、推薦する理由を説明した。 現状では知事選への出馬表明は塩田氏だけ。2020年の前回知事選では自民、公明が推薦した当時現職の三反園訓氏を新人の塩田氏が破っていた。