<はばたけ!兵庫の翼>’21センバツ選手紹介/19 東播磨 若杉錬選手/神戸国際大付 板垣翔馬選手 /兵庫
◆東播磨 ◇変化球を投げ分ける左腕 若杉錬選手(2年) チェンジアップ、スライダー、カットと変化球を投げ分ける制球力が武器の左腕。 冬の間、走り込みで下半身を強化した。2月下旬に始まった紅白戦でフォームを微調整。さらに、トレーニング前の柔軟体操の成果で、肩の可動域が広がり球のキレが増した。8日の対外試合は3回を投げ、「緊張したが、安定してきた」と制球面の自信も増した。 11日のメンバー最終発表で、ベンチ入りが決定。大会目前の急成長が、福村順一監督を最後まで悩ませた。 幼い頃、父親がキャッチボールや草野球で遊んでくれたのが、野球を始めるきっかけだった。甲子園出場決定後も父親は「一生に一度行けるかわからない場所だから練習を頑張って」「今日はどうやった」と、常に調子を気にかけてくれる。 「甲子園のマウンドで、相手打線を抑えて歓声を浴びたい」と夢を膨らませる。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)172センチ・70キロ(2)左投げ、左打ち(3)加古川・氷丘中(4)音楽鑑賞(5)ラーメン/刺し身 ……………………………………………………………………………………………………… ◆神戸国際大付 ◇柵越え本塁打へ意欲十分 板垣翔馬選手(1年) すり足打法から、足を上げてタイミングを取りやすくする打撃フォームに変更。コーチからのアドバイスでバットを構える位置を下げ、「長打が打てるようになった」と話す。 ティーバッティングやウエートトレーニングの成果もあり、紅白戦3試合で3本塁打と打撃は好調。強豪校との練習試合も1試合で3安打を記録し、自信を持ってプレーしている。 小学生の頃、バッティングの基礎を教わったクラブチームの監督から、甲子園出場の夢を託された。センバツでベンチ入りを伝えると「甲子園でプレーする教え子は初めて。全力プレーで頑張れよ」とエールをもらった。 芸人の千鳥が好きで、人気番組「相席食堂」を見ることが息抜きという。センバツでは「柵越えホームランを打って、監督に恩返しする」と意気込む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)186センチ・99キロ(2)右投げ、右打ち(3)丹波・和田中(4)映画鑑賞、犬と遊ぶ、音楽を聴く(5)肉/ナス ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長・体重(2)投・打(3)出身中学(4)趣味(5)食べ物の好き/嫌い 〔但馬版〕