渋谷の東急プラザが22日で閉館。49年の歴史に幕 /東京
1965年から渋谷駅西口で営業された「東急プラザ 渋谷」は、渋谷駅周辺の再開発にともない3月22日(日)に閉館、49年の歴史に幕を下ろす。 1965年「渋谷東急ビル」という名称で開業。事務所、店舗、飲食街を取り入れた複合ビルは当時は珍しかったという。昨年末の閉館発表後は、売上等が昨年の120%~130%となる店も多く、買い物客から閉館を惜しむ声も出ている。
東急プラザ 渋谷が閉館した後は、4月に解体、その後、約3330平米の敷地には高さ110m、地上18階~地下4階の高層複合施設が建設される予定。オフィスや商業施設が入り、1階には空港リムジンの発着場を含むバスターミナルが整備される。併せて、観光支援施設などの設置も予定されている。2018年開業予定。 東急プラザ 渋谷では、閉館となる22日まで閉館セールを行うほか、レストランやカフェでは「49年ありがとうメニュー」、「東急プラザ 渋谷タイムスリップギャラリー」を開催している。