中国主席、仏大統領と会談 戦略的対話深化の意向伝える
[北京 19日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は19日、訪問先のブラジルでフランスのマクロン大統領と会談し、フランスとの戦略的対話を深め、互恵的な協力を強化する意向を表明した。国営の中国中央テレビ(CCTV)が報じた。 習氏は「中国とフランスはいずれも独立し、成熟した責任ある大国で、両国の関係は戦略的にも世界的にも特別な意義を持つ」と述べた。 習氏は南米を歴訪中で、ペルーのリマで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席したほか、中国が出資した太平洋に面するチャンカイ港の開港式典にもオンラインで参加した。 19日に20カ国・地域(G20)首脳会議が終了した後、公式訪問先のブラジリアでルラ大統領と会談し、複数の協力協定に署名する予定。