【オークス】ダービーも「14番人気」に注意?ランスオブクイーン5着 横山和が語った快走の要因
[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳牝、東京競馬場・芝2400メートル] 未勝利を勝ったばかりの大穴ランスオブクイーン(奥村豊)が見せ場たっぷりの5着に激走した。大外18番枠から先行し、向正面では後続を10馬身ほど離して大逃げしたショウナンマヌエラ、ヴィントシュティレ2頭に続く3番手を進行。 4角で前がバテると一気に先頭に立つ形となったが、ここからが実にしぶとかった。残り300メートルあたりでは一旦クイーンズウォークにかわされながらも、そこから粘り腰を発揮。簡単には引き下がらず、最後は盛り返すようなそぶりも見せてクイーンズとハナ差の5着に好走した。 14番人気、単勝107・9倍の好走劇だったが、鞍上の横山和は「難しいところがあると聞いていましたが、その辺りは稽古に乗せてもらっていましたし、返し馬も含めてうまく馬のリズムを取れたのが良かったですね。自分の能力を出し切れればこれぐらいは走れると思っていました」と驚いた様子はなし。「難しい面があるので、今後はそのあたりがうまくいけばいいですね。距離も問題なかったです」と今後に期待を寄せた。 思えば前週のヴィクトリアマイルで激走Vを決めたテンハッピーローズも14番人気。そのほかにも今春のGⅠでは天皇賞・春で4着に激走したスマートファントムも同じく14番人気だった。次週のダービーも14番人気には注意が必要かもしれない?
東スポ競馬編集部