21歳シェルトン 激闘を逆転で制し初戦突破「乗り越えられて良かった」クレー初の8強へ<男子テニス>
フェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権
男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は3日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのB・シェルトン(アメリカ)が世界ランク111位のZ・ベルグス(ベルギー)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、初戦突破を果たすとともにクレー大会初のベスト8進出を決めた。 【動画】シェルトンが見せたコートカバーリング、鋭いパッシングショットでポイント獲得 世界ランク16位で21歳のシェルトンは今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)と2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)で4強入り。直近では前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に参戦するも3回戦で敗れている。 上位シード勢は1回戦免除のためこの日が初戦となったシェルトンはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットでは2度のブレークを許し先行されるも第2セットでは1度、ファイナルセットでは2度のブレークに成功し、2時間25分に及ぶ激闘を制した。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシェルトンのコメントを掲載し「ただ、それを乗り越えられて本当に良かった。確かに長かったよ。ここヒューストンでプレーすることができて本当にうれしいし、素晴らしいファンがいるね。みんな来てくれてありがとう!」と語った。 また、自身がトップシードであることについては「本当に考えていない。僕はあまりドローをチェックする人間じゃないんだ。ただ出場してプレーするためにここに来た。ヒューストンに来られて幸せだし、テキサスに住んでいる家族も駆けつけてくれた。本当に最高だよ」と明かした。 勝利したシェルトンは準々決勝で世界ランク92位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは2回戦で同80位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第7シードのM・ギロン(アメリカ)と世界ランク72位のL・ダルデリ(イタリア)が8強に駒を進めた。
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