【2歳新馬/京都5R】新種牡馬シスキン産駒のキトンインザスカイが快勝!センスある走りに鮫島駿も高評価
2日の京都5Rで行われた2歳新馬戦(芝内1400メートル)は、4番人気のキトンインザスカイ(牝・高野)が2番手から抜け出して快勝した。勝ち時計は1分23秒2(良)。 短距離戦でもペースが上がらず、位置を取った馬が強い結果に。2番手から進めたアドバンテージを生かした形のキトンインザスカイだが、それができるのも競走馬としてのセンスだ。「速い時計を出すような調教はしていませんでしたけど、中身のある調教はできていましたし、開幕週の新馬戦としては申し分のない状態。自信を持って乗りました。特に注文を付けるところはなかったですね」とは手綱を取った鮫島駿。順当勝ちといえるだろう。 愛2000ギニー勝ちがある父のシスキンは今年が初年度の新種牡馬で、これが産駒のJRA初勝利。シスキンの父はダート7ハロンのGⅠフォアゴーSを勝ったファーストディフェンスと短距離のイメージが強いが、その先はスワーヴリチャード、コントレイルの母父として知られるアンブライドルズソング。キトンインザスカイもサンデーサイレンス系ダンスインザダークとの配合だった。馬産地の評価を一気に高める勝利となりそうだ。
東スポ競馬編集部