漫才トリオ・かしまし娘として活躍、正司照枝さん死去 91歳 三女・花江「今もまだ隣にいるような気がします」
漫才トリオ・かしまし娘として知られ、テレビドラマなどでも活躍した正司照枝さんが、急性心臓死により今月8日の夕方に、自宅で亡くなっていたことを所属事務所が公式サイトで発表しました。91歳でした。 照枝さんは、姉の歌江さん、妹の花江さんと『かしまし娘』を結成。1956年から本格的に活動を開始し、流行歌や浪曲を取り入れた音曲漫才で人気を博しました。2018年には、上方演芸の殿堂入りを果たしています。 公式サイトの発表では「葬儀告別式は故人の遺志により家族葬とさせていただく予定です」と報告。「これまで応援してくださった皆様に深謝しますと共に謹んでお知らせ申し上げます」と伝えました。 また、三女の正司花江さんがコメントを発表。「亡くなった当日もいつもと変わらぬ様子で 誰の手も煩わせることなく静かに逝きました。子供の頃からずっと一緒に過ごした姉の死をまだ受け止めることができません。今もまだ隣にいるような気がします」と、胸の内を明かしました。