商業施設内での陸上体験に子どもたちが笑顔!キッズデカスロンチャレンジに栁田大輝、ヘンプヒル恵がゲスト参加
晴天に恵まれた11月4日、東京都港区の複合施設「ウォーターズ竹芝」の芝生広場で、日本陸連の「キッズデカスロンチャレンジ」が開催され、ゲストアスリートにパリ五輪代表の栁田大輝(東洋大)、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)が参加した。 「誰もが参加できるインクルーシブな大会」NAGASEカップでパラ世界新が2種目で誕生!小学生向け探求学習「スポーツ記者になってみよう!」も実施 キッズデカスロンチャレンジは十種競技(デカスロン)にちなんだイベントで、子どもたちに、運動の基本である走・跳・投に楽みながらチャレンジしてもらうもの。これまで、日本選手権など主催大会のイベントブースなどで開催されてきた。 今回、ウォーターズ竹芝の定期イベント「Banboo Grass Market」の一角で行われ、普段は陸上競技に馴染みのない人たちが参加。買い物客や他のイベント参加者でにぎわうなか、子どもたちが光電管を使った10mダッシュや、ボール投げなどにチャレンジして笑顔が弾けた。 デモンストレーションで栁田も10mダッシュを披露し、2秒を切る快足で「速い!」「オリンピック選手すごい!」と子どもたちも大興奮。参加した子どもの保護者は「こうした環境でスポーツに触れるイベントがあると親子で楽しめます」と好評だった。 栁田は「競技場ではなく商業施設のイベントは初めて。ハードルが低い中で陸上を身近に感じてもらえたと思います」と話す。
「ウォーターズ竹芝」の関連会社の所属でもあるアトレ所属のヘンプヒルは「思った以上にたくさんの方が参加してくれてうれしかったです。子どもたちのきっかけ作りになれれば」と笑顔を見せた。 同施設はJR東日本が開発したホテル、オフィス、店舗、劇場などによる複合施設で、2020年に段階的に開業。海沿いの立地と景観を生かした作りで、特に休日は多くの人でにぎわう。株式会社アトレ竹芝店のエリアマネージャーを務める後藤淳生さんは「すごく盛り上がりましたので、今後もこういうイベントをしていただけたらうれしいです」と語った。
月陸編集部