巨人 好機であと一本が出ず 九回1点差猛追に阿部監督「明日につながる」
「巨人3-4ロッテ」(5日、東京ドーム) 巨人・阿部監督は前向きに惜敗を受け入れた。23安打&18得点の歴史的大勝から一夜明け、八回まで好機であと一本が出ない拙攻で無得点。それでも4点を負う九回、4安打で3点を奪う粘りに「明日につながると思います」と語った。 【写真】見逃し三振にぶ然とした表情の岡本和 バットを地面に打ち付けそうな勢い この日は丸を右翼、ヘルナンデスを中堅で起用。5月29日のソフトバンク戦から1、2番で出場する2人について「固定したいというのがある」とシャッフルの意図を説明した。丸が1安打3出塁、ヘルナンデスは3戦連続の猛打賞。攻守で開幕から流動的だったポジションにメドが立った。 五回に無死二塁、六回にも無死一、二塁を作りながら無得点に終わった。それでも阿部監督は「種市投手にすごくいい投球をされた。いい投手ですね」と素直に脱帽。「いい粘りも見せましたしね。バシッと切り替えて、勝ち越せるように頑張ります」と前を向いた。