ドジャース・大谷翔平（ＡＰ）

◆米大リーグ　ナ・リーグ優勝決定シリーズ第６戦　ドジャース１０―５メッツ（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） 　ドジャースが２０日（日本時間２１日）、リーグ優勝決定シリーズ（Ｓ）第６戦で、本拠地・メッツ戦に勝利し、ヤンキースと対戦するワールドシリーズ（ＷＳ）進出を決めた。注目は今季ともに２冠に輝いた大谷翔平投手（３０）とジャッジのスラッガー対決。現地メディアによると、５０本塁打以上の打者がＷＳで対戦するのは史上初。２５日（同２６日）にロサンゼルスで幕を開ける。 　＊　＊　＊ 　◆大谷に聞く 　―ＷＳでプレーする。 　「今この瞬間からそこを目指して、そこを勝つだけだと思って切り替えて頑張りたいと思います」 　―３回目のシャンパンファイト。 　「何回やっても本当にいいものだな、と。もう１回やって今年を終わりたい。そういう気持ちです」 　―ＷＳをなぜ目指してきたか。 　「逆に目指さない理由がない。このリーグでやっていれば誰でもそこを目指していますし、そうなるように１年間頑張ってきているので、このリーグでプレーしている全員がそう思っていると思います」 　―３度目のシャンパンファイト、葉巻は試したか。 　「葉巻は試していないですね。みんなで楽しくシャンパンファイトができて何よりですし、いよいよ最後のステージに来たなという実感が今、しているところかなと思います」 　―走者なしで２２打数無安打だったが変えたことは。 　「ないですね。どんな状況でもアプローチ自体を変えることはない。スモールサンプルの中の偶然起きた数字じゃないかなと思っています」 　―ダルビッシュ、松井、千賀とＰＳで日本人対決が続いた。 　「日本出身の選手だけでなく、ラテン系の選手も数多く活躍していますし、いろんな国の出身の選手のプレーは自分にとっても参考になる部分はたくさんある。レベルの高いところで日々学んでいる感じ」 　―先発のマナイアに対して。 　「前回も抑えられていて素晴らしい投手ではあるので、なかなか自分の思い通りにいく打席は少ない、チャンス自体は少ないと思っていましたけど、先頭打者としてチームに流れを戻せるような仕事をしたいと思っていた。（初回先頭の中前安打は）結果的に抜けてくれていい打席になった」