去年6月の台風2号で全壊したフライドポテト店が常連客や友人に支えられて復活「ワンフリット物語」浜松市
再建へ
そんな「ワンフリット」の再建に向けて、動き出してくれたのが、店を支えてきた常連客や友人たちです。 オーナー藤田直弘さん: 「本当にいろんな方々が頑張ってと応援いただいて、 (友人が)寄付もできるんじゃないのっていうのを言っていただいて。その辺も使わさせていただいて、再建させていただきました」 そして発災から半年が経った去年12月、支援を受けたワンフリットは、当時の店の近くで営業していたキャンプ場の一画に、復活を遂げました。 オーナー藤田直弘さん: 「これかな、ちょっと跡が残って。冷凍庫ですね。このくぼみが。多分押されて、傷跡ですね。」 Qあとのものは? 「この状態で、新しくしていますね。」 再建には300万円以上かかりましたが… 「お待たせしました。」 「ありがとうございます。」 復活劇はお客さんにも勇気を届けています。 客: 「すごいうれしかったです。すぐ行こうと思って。すぐ来た。傷を負いながらも、一生懸命前を向いて進んでいく。オーナーの姿がすごいかっこよかったですし 応援したいなと思って。ここ来るとお客さんもずっと笑顔なので、そういう楽しさが伝わっているのかなと思う」 オーナー藤田直弘さん: 「早かったようで長かったような感じもするけど、あっという間に一年たった気はする。 (今年も)大雨になる日もあるんじゃないかなという心配もあるけど、舘山寺というところを楽しんでもらえる場所づくりをしてきたので、ここでみんなの笑顔をみたい」