楓奈先輩、金メダル取って! 母校・龍谷富山高で祝福
●五輪予選から帰国 都市型スポーツのパリ五輪予選シリーズ最終戦、ブダペスト大会でスケートボード女子ストリートの五輪代表に決まった中山楓奈(ふうな)選手(19)=富山市出身、ムラサキスポーツ=は25日、帰国した。母校の龍谷富山高では、生徒たちが中山選手に応援のメッセージを送る写真を撮影し、「金メダルを取ってほしい」と大舞台での活躍に期待した。 中山選手が所属していた陸上部の部員49人が体育館に集まり、「中山楓奈先輩 パリオリンピック出場決定! おめでとうございます」と記された横断幕を持ち、ガッツポーズをした。教員がスマートフォンで撮影し、通信アプリで中山選手に送信した。 部長の角眞領(かくまりょう)さんは「けがを負っても諦めず目標に向かって突き進む姿がかっこいい。金メダルを取ってほしい」と話した。中山選手が2、3年生だった時の担任で、同部顧問の若林景子教諭は「中山さんは真面目で負けず嫌いだった。出場が決まってうれしい」と喜んだ。