座礁した韓国船籍のケミカルタンカー、積み荷のシクロヘキサンの放出完了…周辺のガス濃度は安全な値
第10管区海上保安本部は26日、鹿児島十島村・口之島沖で座礁した韓国船籍のケミカルタンカーの所有会社側から、積み荷の化学物質シクロヘキサンの放出が完了したとの連絡を受けたと発表した。 【写真】海上保安庁
船舶の所有者が手配したサルベージ会社によると、放出は22日に完了。26日までの継続監視の結果、船体周辺のガス濃度は安全な値を満たし、口之島沿岸部でガスは検知されていないという。同本部は「引き続き、船舶所有者に船体の撤去を要請していく」としている。